17日は関東から西で台風一過の青空が広がり、危険な暑さが戻りました。全国の200を超える地点で35℃以上の猛暑日を観測し、1カ月連続となった所もありました。

■危険な暑さ…猛暑日200地点超

 台風が過ぎ去った房総半島。お盆休みのレジャーが復活です。

 千葉県館山市の海水浴場。子どもたちの笑顔がはじけます。

東京から来た人 「水遊び、楽しかった」 「おとといも(海に)来たんだけどね。おとといの波すごかった。きょうはすごく低くていい」

 16日は最大瞬間風速20メートルの荒れた天気でしたが、台風一過の17日は強い日差しが照りつけ最高気温は35.3℃まで上昇。

 お盆休み最後の週末。子どもたちは水のシャワーを浴びて、涼しさと楽しさを満喫しながら熱中症対策です。

来園客 「楽しかったです」 「気持ち良かった」

 名古屋では40℃の酷暑に迫る39℃を記録。名古屋としては観測史上最長となる24日連続の猛暑日で命に関わる猛烈な暑さです。

 赤ちゃんの熱中症対策はベビーカーにも。

母親 「ファンが回るようになっていて送風できる。ここから、穴全部から風が出る。結構、高いので買うのを迷ったが、この猛暑で高かったけど頑張って奮発して買った」

■お盆のUターンラッシュピーク

 お盆休みのUターンラッシュはピークを迎えています。

60代の人 「きょうは富山から小田原へ帰る予定。ほっとしています。やっと帰ってこれたなと」

 16日は台風の影響で東海道新幹線が東京-名古屋間で終日運休に。

 ハトがいた改札口は…。17日、始発からゲートが開き、帰省客などでごった返しています。

 空港も大行列です。

 家族や友人などとの別れを惜しみながら、それぞれの帰路に就きます。

 東京から宮崎の自宅に帰る家族は…。

宮崎に帰る家族 「台風と地震が怖かった」 「宮崎で地震が…。大丈夫でした。地震があって、こっちに来たら今度台風で」 「大雨だった」

■“台風一過”青空広がる

 東京は傘が吹き飛ばされそうなほどの大雨から一転。17日は炎天下で日傘を差す人たちの行列が。

 16日、台風で中止となったビアフェスタは猛暑日でも大盛況です。

来場者 「やっぱり暑い中飲むので格別」

上野中央通り商店会 二谷仁吾理事 「ビールは飲んでほしいけど水も飲んでほしい。ちゃんと救急対策はしているが、水分補給をして楽しんでほしい」

 関東全域で雷注意報が発表されていて、この後も急な雷雨に注意が必要です。