14日の宮城県内は大気の状態が不安定となり、仙台市中心部などで局地的な大雨に見舞われ、冠水したところもありました。交通機関にも影響が出ています。

 マンホールから噴水のようにあふれ出した水。正午ごろ仙台駅東口で撮影された映像です。

 仙台市中心部を襲った局地的な大雨。台風5号から変わった熱帯低気圧の影響で暖かく湿った空気が流れ込み、県内では大気の状態が不安定となりました。

 阿南鉄平カメラマン「仙台駅前です。道が冠水しています」

 仙台市内いたるところで道路が冠水する被害が出ました。

 気象レーダーを見ると、午前10時ごろから雨雲が発生。正午ごろには仙台市を中心に1時間で27.5ミリの強い雨が降りました。

 雨による被害はお昼時のラーメン店にも…

 中華食堂一富士・野呂佳央さん「こちらですね、ここからもう、ラーメンとかチャーハンとか煽っているときに水がぶわーとあふれてきちゃって。足下を見たら下水の方から冠水してきて結構冠水してきたので一旦営業を中止せざるを得なかった状況ですね」

 気象台は、14日夜遅くにかけて大雨による土砂災害、低い土地の浸水などに警戒するよう呼び掛けています。

 この雨の影響で、JR東北線は福島県の藤田駅と仙台駅の間の上下線で運休や遅れが出ています。