立憲民主党の野田佳彦元総理大臣は9月に行われる党の代表選挙への立候補について、改めて否定的な考えを示しました。

立憲民主党 野田佳彦元総理 「93年の政権交代、2009年の政権交代、十数年おきにしかやってこないチャンスでしょ。それをね、無にしちゃいけないと思ってるんで私が壊すわけいかないと思っていますから」

 野田氏を巡っては、党内から代表選への出馬を求める声が出ていて、19日には千葉県連に所属する議員らが立候補を要請します。

 こうした動きについて野田氏は「評価はありがたい」としつつも、「受け取って熟慮したい」と述べるにとどめました。

 また、代表選挙について「自民党の総裁選に埋没しないことが大事だ」としたうえで、「総裁選を先導するような争点の設定が必要だ」との考えを示しました。