イギリスのロンドン動物園は覆面アーティスト「バンクシー」がシャッターに描いた作品を安全な場所に移動させたと明らかにしました。

 バンクシーは9日連続で発表していた動物シリーズの最終作として、ロンドン動物園の入り口にゴリラがシャッターを開けて、動物を逃がすような絵を13日に発表しました。

 ロンドン動物園は作品を守るため、シャッターを安全な場所に移動させ、同じ場所にレプリカを設置しました。

 今後、作品を保存する方法を検討するとしています。

 1万匹以上の動物が飼育されているロンドン動物園では19日、動物たちの体重測定が一斉に行われました。

 20歳のメスのラクダ、ニウミーちゃんの体重は672キロで、少し痩せたものの問題はないということです。

 ロンドン動物園では動物たちの健康状態を把握するために定期的に体重測定を行っています。

 餌(えさ)を与えるなど、動物ごとの性格に合わせて工夫しながら体重を測っているということです。