群馬県でトラックが乗用車に衝突し家族3人が死亡した事故で、トラック運転手の男が会社のアルコール検査と運転し始めるまでの間に飲酒した可能性が高いことが分かりました。

 鈴木吾郎容疑者(69)は5月、伊勢崎市で酒を飲んだ状態でトラックを運転し、塚越湊斗君(2)、父親の寛人さん(26)ら3人を死亡させたなどの疑いが持たれています。

 運転前の検査で、鈴木容疑者からアルコールは検知されませんでした。

 その後の関係者への取材で、運転してから事故までどこにも立ち寄らず、車内カメラに酒を飲む様子も映っていない事から、出発前に飲酒した可能性が高いことが分かりました。

 警察は鈴木容疑者の飲酒の経緯などを詳しく調べています。