台風の暴風域に入っている宮崎市内から報告です。

 (松村かれん記者報告)  宮崎市にあるホテルの前からお伝えします。

 28日から宮崎市で取材を続けているのですが、28日夜から29日朝にかけて雨風ともにより一層強まり、台風が近付いてきていることを感じました。

 現在は少し弱まってきている状況です。

 宮崎の象徴とも言えるヤシの木も先ほどまでは大きく揺れていて、今にも折れてしまいそうな勢いでした。

 また、道路には飛ばされた木の枝などが散らばっている所もあります。

 宮崎県美郷町にある神門では、24時間で600ミリを超える記録的な大雨となりました。

 また、28日午後11時、宮崎市では竜巻とみられる突風が再び発生しました。

 消防などによりますと、30軒ほどの住宅に被害が出ていて、10人以上がけがをしているということです。

 宮崎県内では停電や土砂崩れが起きている所もあるということで、この後も警戒が必要です。