広島市の透析治療などを行うクリニックで塩素のようなものが発生し、9人が体調不良を訴え治療を受けています。

 警察などによりますと、2日午前9時半ごろ、広島市中区の中島土谷クリニックで「薬剤を混ぜてしまい塩素のようなものが発生してしまった」と職員から通報がありました。

 およそ30人がせき込んでいて、そのうち9人が搬送され、治療を受けていますが、全員、意識はあるということです。

 消防車10台、救急車2台が出動していて、警察は、職員が薬品を混ぜたことによって有毒ガスが発生したとみて原因を詳しく調べています。