イスラエル中部に、イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」による攻撃があり、防空システムが作動しました。

 ロイター通信などによりますと、イスラエル軍は15日、イエメンから発射されたミサイルがイスラエル中部の上空で迎撃ミサイルによって撃ち落され、破片が駅や空き地に落下したと発表しました。

 破片が落ちた空き地では火災が発生したものの、死傷者は出ていないということです。

 この攻撃について、「フーシ派」の報道官は犯行声明を出し、「新型の極超音速ミサイルで作戦を実行し、目標に到達した」と主張しました。

 一方、イスラエルのネタニヤフ首相は会見で、「『フーシ派』に重い代償を支払わせる」と述べ、「我々を攻撃する者は誰であれ、我々の攻撃からは逃れることはできない」と報復を示唆しました。