敬老の日の16日、AI(人工知能)とWiーFiの電波を活用して、独り暮らしの高齢者を見守るサービスが本格的に始まりました。

 高齢者見守りシステム「ケアセンス」は、WiーFiの電波の揺れから検知した呼吸数や睡眠状態などのデータをAIが処理し、対象者を監視します。

 カメラを設置したり体に電子機器などを装着したりすることなく、一人暮らしの高齢者を24時間見守ります。

 介護施設などに設置すれば、職員の負担を減らす効果が期待できるということです。

 今年上半期の高齢者の孤独死は2万8000人を超えていて、7月以降は猛暑によってさらに増える見通しです。