仙台市のベッドタウンを目指す宮城県利府町で、町の歴史を振り返りながらよく眠れる町について町長らが考えるトークセッションが行われました。

 利府町などが開催したイベントでは、熊谷大利府町長と人気テレビ番組の水曜どうでしょうのディレクターが登壇し、利府町の目指すビジョンについて話し合いました。

 十符の里のシンボルネームとして知られる利府町では菅草で編んだ敷布団、十符を都に献上していた歴史があり、町の名前の由来にもなっています。

 仙台市中心部から電車で20分ほどの立地で約3万6000人の睡眠を支える仙台市のベッドタウンとなっていて、古くから続く睡眠の歴史を町としてブランディングしたい考えです。

 熊谷町長は、町民に安全安心を提供することでよく眠れる=よく夢が見れるまちとして、利府町をみんなの夢がかなうまちにしたいと話しました。

 熊谷大利府町長「よく眠れるという価値を日本にとっては社会課題だと思っておりますので、社会課題を解決した好事例を作って、町内外や県外、日本全国、海外に進めていきたいなと思っております」