宮城県蔵王町のみやぎ蔵王えぼしリゾートではスキー場開きが行われ、関係者らがシーズン中の安全を祈願しました。
中津川夏帆記者「標高1100メートル付近の石子ゲレンデです。かなりふぶいていて、手や耳は痛くなるほどの寒さですが滑走できるほどの雪は積もっていないということです」
石子ゲレンデでは、27日から29日にかけて雪が降ったため5センチから10センチほどの積雪がありますが、滑走には少なくとも30センチが必要だということです。
12月4日ごろから人工降雪機で作業を行い、準備が整い次第営業を始める予定です。
宮城蔵王観光門脇次男社長「まもなく営業ができるかなと期待を込めながら願っています。家族で雪遊びを通じて特別な雪の感覚を味わっていただきたい」
前のシーズンは暖冬の影響で営業期間が短く、来場者は5万7000人に程度にとどまりましたが、今シーズンは早い時期から雪がたくさん降るという予報もあり、7万6000人ほどの来場を見込んでいるということです。