国税局の仕事に興味を持ってもらおうと、大学生が税務調査を体験するイベントが東京国税局で開かれました。

 体験会は大学生を対象に東京国税局が毎年開いていて、今年はおよそ200人が参加しました。

 国税専門官になりきった大学生らは、富裕層が海外に保有する資産に着目。不正な領収書や相続された預金口座を見比べながら、相続税や法人税の課税逃れを指摘しました。

参加した大学3年生 「ここで働くとなった時に、もしもこれ(不正)を見つけて、正しく税を納めていただけたら、やりがいを感じるのではと思いました」

 採用試験の申し込みは来年2月下旬から始まります。