天皇皇后両陛下が、9月下旬の大雨で被害を受けた石川県輪島市を17日に日帰りで訪問されることが正式に決まりました。

 天皇皇后両陛下は17日午前、特別機で輪島市の能登空港に到着し、9月下旬の大雨で14人の犠牲者を出した石川県の被災状況について、馳知事から説明を受けられます。

 午後には大雨で川が氾濫し、被害が出た地域を輪島市長の案内で視察される予定です。

 その後、輪島市内の避難所での生活を余儀なくされている人々をお見舞いするほか、災害対応にあたった関係者をねぎらわれる予定です。

 能登空港を出発する前には、珠洲市長や能登町長からも被災状況について説明を受け、夜に皇居に戻られます。

 両陛下は、能登半島地震の被災地のお見舞いで、3月と4月にも石川県を訪問されています。