兵庫県知事選挙を巡り、斎藤知事とPR会社代表に対する公職選挙法違反容疑の刑事告発が捜査機関に受理されていることが分かりました。

 斎藤知事が再選を果たした兵庫県知事選を巡っては、PR会社の代表がネットに「広報全般を任せていただいた」などと投稿し、公職選挙法違反の可能性が指摘されていました。

 郷原信郎弁護士と上脇博之教授は今月1日付で、斎藤知事とPR会社代表について神戸地検と兵庫県警に刑事告発していました。

 これについて、神戸地検と兵庫県警がともに告発状を受理したことが16日、郷原弁護士への取材で分かりました。

 郷原弁護士は「政治家の事件を受理しないことが多いなか、異例の早さで受理していただいた」とコメントしています。

 斎藤知事は、この問題について「公職選挙法に違反するようなことはないと認識している」とのコメントを繰り返しています。