宮城県大崎市では、正月用の門松作りが最盛期を迎えています。

 大崎市古川の造園業、泰花園では40年ほど前から門松作りを行なっていて11月下旬から従業員総出で作業に当たっています。

 ワラで覆った土台に3本の竹を固定し、周りに自社で栽培したクロマツや稲穂などを飾り付けていきます。

 門松を作る生産者は30年ほど前までは地域に10数軒あったということですが、高齢化などで今では泰花園だけとなりました。

 泰花園佐々木吉教さん「飾って良い正月を迎えてほしいということが一番の願いですね」

 完成した門松は仙台市場に出荷されるほか、地域の常連客に販売されます。