去年7月、東京・新橋のビルで起きた爆発火災で、警視庁は現場監督ら2人が配管の位置の確認作業を怠って工事をしたなどとして、17日にも書類送検する方針を固めました。

 去年7月、港区新橋のビルに入る2階のカフェバーで爆発が起き、5人が重軽傷を負いました。

 警視庁は当時、3階で内装工事をしていた30代の現場監督と60代の水道業者の2人について、事前に配管の位置を確認せずに作業などをした結果、ガス漏れが発生して爆発につながったとして、業務上過失傷害と業務上失火の疑いで17日にも書類送検する方針を固めました。

 2人は「ガス管かどうか図面などで確認せずに作業してしまった」などと話しているということです。