アメリカのトランプ次期大統領が政府の当面の資金繰りを確保する「つなぎ予算案」に反対を表明したことで、政府機関が一部閉鎖する恐れが出ています。
アメリカ議会では与野党の指導部が来年3月までの予算を確保する「つなぎ予算案」を成立させることで合意していましたが、トランプ氏や実業家のイーロン・マスク氏が突如、反対の意向を示したことで白紙に戻りました。
共和党は19日、トランプ氏も納得する新たな「つなぎ予算案」を下院に提出しましたが、民主党と一部の共和党議員が反対し、否決されました。
現在の「つなぎ予算」は20日に期限を迎えます。
それまでに与野党の調整がつかない場合、政府機関の一部が閉鎖に追い込まれる恐れがあります。
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