政府・与党は2025年1月24日に通常国会を召集する方向で調整していることが複数の政府・与党関係者への取材で分かりました。

 通常国会の会期は150日のため、会期の延長がなければ公職選挙法の規定によって参議院選挙は7月3日に公示、7月20日に投開票となる見通しです。

 投開票日が3連休の中日となるのは極めて異例です。

 政府・自民党は当初、1月21日に召集する方向で調整していました。

 ただその場合、参院選は7月13日となり、6月下旬に想定される東京都議会議員選挙の日程と近くなるため、都議選を重視する公明党側の意向を踏まえて召集日を遅らせたということです。

 ただ、2025年度の予算案を2024年度内に確実に成立させるための国会日程は窮屈となり、少数与党政権として野党の協力をどう取り付けていくかが焦点となります。