厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査の確定値によりますと、物価の影響を考慮した10月の「実質賃金」は去年の同じ月と比べて0.4%減少となり、3カ月連続でマイナスとなりました。

 10月に労働者が受け取った現金給付の総額は去年より増加していますが、それ以上にインフレが進んでいることが分かります。

 速報値では去年と同じ水準の0.0%でしたが、締め切りの後にきたデータを合わせて集計した結果、マイナスとなったということです。

(「グッド!モーニング」2024年12月25日放送分より)