東京・千代田区の靖国神社の石柱が落書きされた事件で礼拝所不敬の罪に問われている中国籍の男に対し、東京地裁は懲役8カ月の実刑判決を言い渡しました。
中国籍の姜卓君被告(29)は5月、千代田区の靖国神社の石柱に赤いスプレーで「Toilet」と落書きした礼拝所不敬の罪などに問われています。
今月25日の判決で東京地裁は「被害が大きく悪質性の高い事案である一方で、被害弁償等はされておらず、被告人が重要な役割を果たしている」などと指摘しました。
そのうえで、姜被告に対して懲役8カ月の実刑判決を言い渡しました。
これまでの裁判で検察側は懲役1年を求刑し、弁護側は実刑を回避するように求めていました。