群馬県館林市の住宅で77歳の父親を殺害したとして、50歳の長男が逮捕されました。

 25日午後10時ごろ、館林市の住宅で「呼吸がなくて冷たくなっている」などと女性から119番通報がありました。

 警察官が駆け付けると、この家に住む赤坂好博さんが意識不明の状態で倒れていて、搬送先の病院で死亡しました。

 警察は、その場にいた長男の赤坂和博容疑者を殺人の疑いで逮捕しました。

 好博さんには体をたたかれた痕があったということです。

 赤坂容疑者は「致命傷を与えたつもりはない」と容疑を否認していて、「父が嘘をついたので頭にきた」と話しています。

 警察は家族間のトラブルの可能性が高いとして動機などを調べています。