アメリカのトランプ次期大統領がWHO(世界保健機関)から脱退する準備を進めているという一部報道を受け、林官房長官はWHOの意義を強調しました。
林官房長官
「WHOが保健をつかさどる国連の専門機関として、その専門性を生かし科学的知見に基づいて国際保健分野の諸課題の解決のために活動することを期待をしております」
林長官は来月のトランプ政権発足後の政策や、その影響について「予断することは控える」としたうえで、アメリカは「国際保健分野の重要な貢献者だ」と指摘しました。
また、日本としてもアメリカなどと連携しながら国際的な保健分野の課題に取り組んでいく姿勢は変わらないと強調しました。