教育の無償化を巡って自民党、公明党、日本維新の会の3党の実務者が協議し、高校授業料の無償化を優先的に議論したうえで、来年2月中旬までに一定の結論を出す方針を確認しました。
自民党 柴山元文部科学大臣 「基本的な認識については非常に近いものがあった。(高校教育は)学ぶ地域、あるいはその家庭環境によらず、求める学びを確保するということが非常に優先度が高いのではないか」
3党は高校授業料のほか、給食費や保育の無償化など幅広いテーマについても優先順位を付けながら議論していく方針を確認しました。
維新は所得制限のない高校授業料の無償化が来年度予算案に盛り込まれた場合、賛成に回る可能性を示唆しています。
少数与党となった自民党としては予算の成立に向け、維新の協力を取り付けたい考えです。