年越しや正月用の旬の海産物を販売する「おすばで祭り」が宮城県南三陸町で開かれ、多くの人でにぎわいました。

 南三陸町志津川で毎年年末に開かれる「おすばで祭り」。

 「おすばで」とは「つまみ」や「酒の肴」を意味する三陸沿岸の方言です。

 会場には特産のマダコやアワビなど食卓を彩る豪華な食材が並び、市場価格より2割ほど安く販売されました。

 買い物客「お正月の買い出しに(来た)。朝からすごい人でびっくり」「アワビはいつも大晦日に刺身にして食べています。家族がそろうのでその時に食べる」「ナメタガレイ、刺身、カキ、いくら(を買った)。ナメタガレイは絶対。楽しみにしてきた」

 おすばで祭りは正午まで開催され、年の瀬の買い物客でにぎわいました。