宮城県利府町が、来年4月から上下水道の管理などを民間に、委託することになりました。

 国が打ち出した、官民が連携し上下水道の事業を維持する方式で、この制度を利用するのは全国で初めてです。

 契約は来年4月から10年間で、契約金額は34億3200万円。

 町が運営権を持ち料金などを決め、企業側が施設の維持管理や料金の徴収などを担います。

【熊谷大 利府町長】

「私たちの取り組みが良い事例となって、全国に普及、波及していくことを期待して、頑張っていきたい」

 利府町では、上下水道の維持管理に年間約2億円掛かっていますが、民間に委託することで、経費を削減できるということです。