宮城県松島町では、伝統の仙台門松の設置作業が行われました。

 松島町のホテル・一の坊では、年末年始の宿泊者に宮城の伝統文化に触れてもらおうと、今年初めて仙台門松を設置することになりました。

 仙台門松は江戸時代、仙台城などに設置されていた正月飾りで、2本の木を支柱に、松や笹竹を取り付け、門のように組み上げた形が特徴です。

 作業開始からおよそ3時間半。「ケンダイ」と呼ばれるしめ縄の中央に紅入れをし、門松が完成しました。

 一の坊 駒井稜太郎取締役「仙台門松は伝統文化でこれを伝えていくのも宿のひとつの宿命。宿泊者にも体感してもらって歴史文化を伝えていければ」