宮城県内で11月末までに発生した特殊詐欺の被害額は約12億円で、年間被害額の過去最多を更新しました。
県警によりますと11月末までに県内で確認された特殊詐欺の被害件数は332件で、被害額は11億8800万円余りです。
去年の同じ時期と比べ被害額は倍以上に増えていて、統計を取り始めて以降年間の過去最多を更新しました。
被害額では「オレオレ詐欺」が約8億4000万円と全体の7割に上っています。
また、被害件数ではパソコンのウイルス感染などを装い金銭をだまし取る「架空料金請求詐欺」が136件と最多となっています。