毎年多くの参拝者を迎える川崎大師では、新年を前にした準備に追われています。
川崎大師の正門にあたる大山門には、長さ21メートルの巨大なしめ縄に高さ1.7メートル・重さ30キロの玉飾りが職人の手によって取り付けられました。
川崎大師は平安時代に建立され、「厄除けのお大師さま」として親しまれていますが、新年に向けて僧侶や職員らが総出で初詣の準備をしています。
参拝者に手渡す護摩札に一つひとつ丁寧に筆で名前を書き入れ、境内の売り場の窓ガラスや壁をきれいに拭き清めて、お守りやおみくじなどが並べられていました。
川崎大師では、「除夜法楽」が執り行われたのち、午前0時になると108つの除夜の鐘がつかれて、新年を迎えます。