能登半島地震から1日で1年です。石川県輪島市では年をまたいで約900本の紙灯籠(とうろう)にあかりが灯されました。
輪島市の「町野町第一団地」では、約900本の紙灯籠にあかりが灯され、集まった住民らが手を合わせました。
灯籠に書かれたメッセージは阪神淡路大震災や西日本豪雨などで被災した人たちから送られたものです。
被災した高野叶衣さん(11) 「これだけ能登を知ってくれてる人がいるんだなというのと、心の支えになってくれるようなものだなとは思います。穏やかで、今年(2024年)よりもっと安心できるような年にしたい」
主催者は地震の犠牲者を追悼し、これまでに起きた災害で培われた「支え合う心」と「経験」を次世代に語り継いでいきたいとしています。