能登半島地震から1日で1年です。石川、新潟、富山の3県で災害関連死を含め死者は504人に上っています。

 特に被害が大きかった石川県の死者は先月27日時点で498人で、このうち270人が避難生活による体への負担などが原因の災害関連死です。

 災害関連死の審査は続いていて、死者はさらに増える見込みです。

 公費による建物の解体は3万4482棟の申請があり、先月22日の時点でおよそ4割の解体が終わりました。

 しかし、去年9月の豪雨被害で被災した建物が増加したため、県は今年10月までに終えるとしていた解体計画を見直す予定です。