神戸市にあるロープウェーのゴンドラ内で異臭騒ぎがあり、乗客6人が一時、体調不良を訴えました。

 2日午後3時ごろ、神戸市灘区にある「摩耶ロープウェー星の駅」に停車中のゴンドラで「刺激臭の液体をまかれた」と駅員から消防に通報がありました。

 警察によりますと、当時、ゴンドラには定員の乗客25人が乗っていて、男女6人の乗客が気分が悪くなるなど一時、体調不良を訴えましたが、その後回復し、病院には搬送されませんでした。

 乗客の男女2人の衣服から液体が付着した痕が見つかっていて、警察は液体の成分を鑑定するとともに、防犯カメラの映像を調べるなど、事件と事故の両面で異臭の原因を捜査しています。