宮城県の塩釜市魚市場で初競りが行われ、競り人たちの威勢のいい声が市場に響き渡りました。

 塩釜市魚市場では競りに先立って神事が行われ、関係者ら40人ほどが三本締めで1年の大漁を願いました。

 初競りには、3隻の漁船が岩手県沖で取ったクロマグロ50本が並びました。

 競りでは最高値が1キロ当たり6000円、平均で4230円と、いずれも前年より安く取引されました。

 みなと塩釜魚市場志賀直哉社長「今年はマグロに期待しつつ、高値で売れるような工夫をしながらやっていきたいと思っています」

 塩釜市魚市場では2023、24年と2年連続で水揚げ額が100億円を超えていて、2025年も100億円を目標にしたいとしています。