SNSで集めたメンバーで犯罪を繰り返す、匿名・流動型のスカウトグループによる売春斡旋事件で、グループが容姿などで女性をランク付けし、店に紹介していたことが分かりました。

 スカウトグループ「アクセス」のリーダー・遠藤和真容疑者(33)は、大分県別府市の風俗店に20代女性を紹介したとして、7日に逮捕されました。

 その後の捜査関係者への取材で、「アクセス」がSNSで集めた女性をランク付けし、全国のおよそ350の風俗店にオークション形式で斡旋していたことが分かりました。

 顔立ちや年齢などで8ランクに分け、店や女性に支払う最低保証額を決めていたということです。

 グループは300人規模で5年間で70億円ほどを売り上げていたとみられ、警視庁が全容解明を急いでいます。