岩手県大船渡市の山火事への支援の動きは、宮城県の各自治体に広がっています。
利府町では3日から町役場や福祉センターなどに募金箱を設置し、既に寄付が寄せられています。
2日に開催した町のイベントでも募金箱を置き、9万3000円を集めました。
利府町地域福祉課櫻井渉課長「隣の県であり同じ東北の町として1日も早く支援したい、支援の輪を広げたいという思いで募金箱を設置しました」
募金は日本赤十字社を通じて、被災地へ届けるということです。
更に利府町は、災害対応に追われる自治体の負担を軽減しようと寄付先を大船渡市にしたふるさと納税受付業務の代行も始めました。
ふるさと納税のサイトを通じた寄付に対し、利府町が大船渡市の代わりに受領証明書を発行したり電話やメールでの問い合わせに対応したりします。
災害支援のため返礼品は出ませんが、集まった寄付金は大船渡市に送られ被災地の復興などに充てられるということです。
ふるさと納税の代理受付は気仙沼市や角田市なども行っています。