新型コロナの影響で1年延期された、宮城県・女川原発での原子力総合防災訓練について、国は10日から3日間実施することを決めました。
宮城県によりますと、女川原発での原子力総合防災訓練について4日、国から10日から3日間の日程で実施する連絡があったということです。
女川原発での原子力総合防災訓練は、国が主催する初の訓練で、2号機で重大事故が起きた想定で行われる予定です。
一方、訓練の参加者は新型コロナの感染拡大を受け当初の予定から減る見込みで、課題となっていた移動手段の確保や避難経路の渋滞などの検証が、不十分に終わる可能性もあります。