東北電力は、液化天然ガスや石炭など発電用燃料の価格上昇を受け、5月の電気料金の値上げを発表しました。値上げは16カ月連続です。

 東北電力によりますと、5月の電気料金は1カ月の使用量が260キロワットアワーの標準家庭で、4月と比べて105円上昇し8536円となります。

 値上げは2021年2月から16カ月連続で、値上がり幅は1700円を超えています。

 値上げの要因について東北電力は、ウクライナ情勢の緊迫に伴い、火力発電の燃料に使われる液化天然ガスや石炭の輸入価格が上昇したためとしています。

 今後も燃料価格の高騰は続くとみられることから「電気料金は更に上昇する恐れがある」としています。