宮城県岩沼市で女性保育士の女性の遺体が見つかった事件は、20日で遺体発見から1週間が経ちました。女性の自宅付近の防犯カメラにはバスや地下鉄を使用する姿が確認されず、警察は自宅周辺で何者かの車に乗り込んだとみて足取りを調べています。
13日、岩沼市下野郷の砂浜で仙台市太白区の保育士、行仕由佳さん(35)が胸などを刃物で刺され殺害されているのが見つかりました。
捜査関係者によりますと、行仕さんの自宅付近には地下鉄長町南駅がありますが、これまでの防犯カメラなどの捜査で、駅を利用した形跡は確認されていないということです。 行仕さんは、車を所有しておらず職場までは徒歩や自転車が多かったといいますが、家には自転車が残されたままでした。
自宅から遺体が見つかった岩沼市の海岸までは、14キロほど離れています。
警察は、自宅周辺で何者かの車に乗り込み海岸まで移動したとみて、ドライブレコーダーや防犯カメラ映像の解析を進めています。