仙台空港を離陸する前の航空機内で、手荷物の中に「爆弾が入っている」と乗務員に伝え出発を遅らせたとして、７５歳の男性が書類送検されました。男性は「冗談で言った」と話しているということです。

　軽犯罪法違反の疑いで仙台区検に書類送検されたのは、宮城県登米市に住む無職の７５歳の男性です。

　警察によりますと男性は５月１９日、仙台空港から那覇空港へ向け出発予定だった航空機の中で、客室乗務員が男性の手荷物を座席の上の棚に入れようとした際に「爆弾が入っているよ」と言って出発を５０分遅らせ、航空会社の業務を妨害した疑いが持たれています。

　航空機は男性が爆弾を持っていないことが確認されたため、そのまま那覇空港へ向け離陸したということです。

　男性は、沖縄旅行のツアーに参加していて宮城に戻った後、警察が事情聴取を行っていました。

　男性は「冗談で言った」と話しているということです。