大雨の影響で、宮城県気仙沼市の漁港にカヤなどの大量の漂着物が押し寄せました。漁業に影響が出ることから、県が撤去を進めています。
気仙沼市長磯森の森漁港には、今回の大雨により市内の川岸に自生するカヤや、木の枝などが大量に漂着し、漁船が動かせない状態になりました。
市によると漂着物は数十トンに上るとみられます。
漁師「ごみが(エンジンに)詰まってしまって、水が揚がらなくなってしまった。エンジンが。オーバーヒート起こすと大変(だから)、後から修理したら直った」
漁港を管理する県が17日、一部の漂着物を撤去し漁船の航行ができるようになりましたが、残る漂着物が再び広がると漁業の支障となるため、撤去作業を続けています。
なお、気仙沼市によりますと、市内の他の漁港や海水浴場に漂着物はほとんどないということです。