秋の味覚サンマが、今シーズン初めて宮城県気仙沼漁港に水揚げされました。

 午前5時前、気仙沼漁港に入港した富山船籍の第81豊清丸から水揚げされたのは、北海道沖から北東の海域で獲れたサンマ約25トンで、魚体は1匹120グラムと大ぶりのものが中心となっています。

 競りでは最も高いもので1キロ当たり1200円の値段が付けられるなど、ご祝儀相場で取引されました。

 水産研究・教育機構によりますと、日本の漁場に来るサンマの資源量は94万トンと、前年に続いて厳しい状況が予測されています。

 気仙沼漁協金崎亮専務「予測は厳しいですが、予測を覆して大量の水揚げがあることを期待しています」