新型コロナの感染拡大は、学校現場にも広がっています。宮城県登米市の小学校では、学校を休んでいる児童向けにインターネットを活用したオンライン授業が行われています。

 登米市立加賀野小学校です。コロナ感染者が増加傾向にあることから、朝の会では感染対策の徹底が呼び掛けられました。

 「手洗いと消毒、自分ができる最善の手立てを考えながらやってもらいたいなと思います」

 こちらの小学校では、コロナを理由に欠席した児童は1日当たり1桁台で推移していましたが、19日は13人に増加しました。

 感染の拡大を受け、先週から始めたのがオンライン授業です。オンライン授業の環境は2021年に整備され、19日は4年生と6年生のクラスで行われました。

 二階堂浩一郎校長「今、学校でどんな事を勉強しているのかなと、気になりながらいる子どもたちがいると思いますので、安心感を与えたり勉強の遅れなども防いだりすることができるのかなと考えております」

 加賀野小学校では、感染状況が落ち着くまでオンライン授業を続けたいとしています。