宮城県有数の桜の名所、一目千本桜の酵母を使ったみその仕込み作業が角田市で行われました。
角田市の社会福祉法人、臥牛三敬会が運営する施設の利用者らが一晩水に浸した大豆を煮た後、こうじと酵母、塩を混ぜ合わせる作業を行いました。
みそには大河原町で生産された大豆と米こうじ、白石川沿いの一目千本桜の花びらから採取した酵母が使われています。
仕込んだみそは2カ月ほど熟成させた後、再びこうじを加えることでうまみや甘みが増し、風味豊かな味わいに仕上がるということです。
社会福祉法人臥牛三敬会阿部信之さん「みそはその土地ならではの風味を持っていますので、桜の酵母でおいしいみそを皆さんに知っていただけたらなと思っています」
仕込み作業は3月も行い、計200キロの味噌を10月に開催するイベントで販売する予定です。