小林製薬の「紅麹」サプリの問題で、厚生労働省は摂取後に死亡したとの相談があり、因果関係を調査している事例が新たに5件増えたと発表しました。

 小林製薬の紅麹サプリを巡っては先月28日、摂取後に死亡したとする遺族からの相談が170件、会社に寄せられていたことが明らかになりました。

 厚労省によりますと、今月3日時点でさらに相談が28件増え、198件になったということです。

 このうちサプリを摂取していた可能性があるとして死亡との因果関係を調べているのが新たに5件増え、これまでの76件と合わせて81件になりました。