イスラム組織「ハマス」の最高指導者の殺害を受けて、後ろ盾のイランが報復攻撃を示唆するなか、エルサレムでは警戒感が高まっています。

 エルサレムにあるカフェは、いつもなら込み合う時間帯にもかかわらず、テラス席にほとんど客がおらず、通常よりも2割ほど少ないといいます。

カフェの店主 「イランとの情勢があり、ヒズボラも常にイスラエルを攻撃してきている。人々はいつもより警戒している」

 攻撃に備えて、家の備蓄を増やしたと話す人もいて、市民生活にも影響が出ています。

 イランが報復の攻撃を宣言するなか、レバノンを拠点とする「ヒズボラ」によるイスラエルへの攻撃も繰り返されていて、中東情勢は緊張感が高まっています。