福井県にある敦賀原発2号機の再稼働について、原子力規制委員会は「不適合」とする審査書案を取りまとめました。

 日本原子力発電が再稼働を目指す敦賀原発2号機は、7月の審査会合で新規制基準に「不適合」と判断されていました。

 原子力規制委員会は、28日の会合で正式に敦賀原発2号機を「不適合」とする審査書案を取りまとめました。

 規制委は8月29日から9月27日まで、審査書案についての意見を公募したうえで、再稼働を「不許可」とする処分を決める見通しです。

 原子力規制委員会は2012年の発足以降、原子力発電所の再稼働の申請を「不許可」にしたことはありません。