台風の影響で東海道新幹線は29日、すべての列車の運転を取りやめました。30日も一部区間で終日運転を取りやめます。また、空の便にも影響が出ています。

 JR東海によりますと、東海道新幹線は29日、台風の影響で東京駅と新大阪駅の間で運転を見合わせていましたが、雨の勢いが弱まらず、全線で運転を取りやめました。

大阪から出張中の会社員 「元々あすの朝帰るのを急きょ、きょう帰ろうということで出たんですけども間に合わず」

愛知から観光中の親子 「きょう遊んであす帰るはずが、遊んでいる間にあすが運休になっちゃったので、きょう日帰りで帰るはずでした。ホテルもないしどうしよう」

 30日も始発から名古屋駅と三島駅の間で終日運転を取りやめます。

 また、東京駅と三島駅の間、名古屋駅と新大阪駅の間も始発から運転を見合わせます。

 一方、空の便は、九州に加えて四国や中国地方を中心に、全日空で346便、日本航空で287便が欠航し、合わせて6万人以上に影響が出るということです。

 このほか、ジェットスターやソラシドエアなどでも、一部の便の欠航が決まっています。