世界の障害者が作るアート作品の展示会が、せんだいメディアテークで始まりました。
10回目の開催となるこの展示会は、募集のエリアを国内から世界各国に拡大しました。
日本を含む9カ国から応募があった約1400の作品のうち、入選した135作品が展示されています。
内閣総理大臣賞を受賞した「いえ」という作品は、小さく切った色紙をホチキスでとめて作られています。
このほか、壁一面を埋め尽くす大きな作品からきめ細かな表現のものまで色とりどりの作品が展示され、訪れた人たちがじっくりと鑑賞していました。
「繊細な作品もあればパッションや情熱がバーンと出てるような作品もあるし、すごく多種多様というかそういうところに魅力を感じて見てました」
公益社団法人東北障がい者芸術支援機構須佐尚康代表理事「なぜここまでの作品が、こういう素晴らしい作品ができるんだろうかと、どういう思いで作品を制作されているのかを思いをはせて見ていただきたい」
この展示会はせんだいメディアテークで9月1日まで開催されています。