大学日本一を決める『甲子園ボウル』優勝はこれまで最多の34回。名門・関西学院大学アメリカンフットボール部が大麻をめぐる問題について会見を開きました。

関学大アメフト部 小野宏ディレクター 「本学の参加選手が大麻を使用したのではとの情報が部に提供され、調査を行ってきた」

関西学院からU-20日本代表としてカナダ遠征に参加していた選手5人について「現地で大麻を使用したのでは」との情報提供があったといいます。

大学側は尿検査を実施。5人全員が陰性だったため「大麻使用はなかった」と判断しました。

しかし、日本アメフト協会から毛髪検査を受けるよう指示を受けると、5人のなかの1人が検査を拒否。その学生は理由として「証拠もない噂を立てられ、無断で部屋や荷物を調べられた」などと説明したといいます。

大学はその学生に対し、大麻使用ではなく、毛髪検査を拒否したことを理由として無期限活動停止の処分を課しました。

一方、協会はこの学生に対し、大麻含有製品を所持・使用したとして、日本代表に選抜される資格を無期限停止にしたと発表。大学と認識に食い違いが起きています。また、他の4人に関しても別の規律違反があったとして処分を出しています。