30日から始まった防災週間に合わせ、仙台南警察署では東日本大震災の経験と教訓を若手警察官に伝える講話が行われました。
講話には、震災後に採用された若手警察官ら約80人が参加しました。
菅原優署長が行方不明者の捜索や避難所の治安を守る活動など、震災時の自身の経験を話しました。自分の命は自分で守ることや災害時に正しく対処するための訓練の大切さを説くと、参加者は真剣に耳を傾けていました。
廣崎星巡査「東日本大震災の時は小学1年生で、その時は何も知らなかったんですけども(警察が活動を)しっかりしてくださっていたんだなと、すごいなと思いました」
若手警察官らは倒壊した家屋に人が取り残されているという想定で救助訓練を行い、要救助者のけがの状況などを確かめ、担架で運ぶ手順などを確認しました。