三菱UFJ銀行は店舗への来店客が減少しているため、9日から九州の一部店舗で昼時の窓口業務に休業時間を設けます。

 三菱UFJ銀行によりますと、対象となるのは北九州支店、久留米支店、長崎支店の3店舗で、午前11時半から午後0時半の間はシャッターを閉めて窓口業務を休みます。

 インターネットバンキングの利用者が増えて来店客が減っているためで、窓口業務にあたる職員の働き方改革にもつなげる狙いがあります。

 この3店舗の地元では同じ時間帯ですでに窓口業務を休業している地方銀行もあり、利用者の理解を得られやすいという背景もあるようです。

 窓口業務に休業時間を導入するのはメガバンクでは初めてで、三菱UFJ銀行は利用客の反応を見て全国の店舗への展開も検討したいとしています。